【障害者キャリア設計】多様性を受け入れる土壌をつくるコレカラヤの研修

コレデビ実習事例 2024年6月30日

障害者労働市場では、まず雇用する事がゴールとなっており、その先の「障害者のキャリア形成」に対する意識がない状況です。

とにかく“社員”という肩書が欲しい当事者、法定雇用率達成が目的になった企業が表面的な利害関係の基にマッチングし、企業と障害者の“働く”という事に対する認識が異なった状態のままにスタートを切ってしまいます。

こうした状況を変えるため、企業とともに実践する研修を提供しています。

障害者雇用の推進は、多様性を受け入れる文化を育む

障害者雇用を推進することで、職場は多様性を受け入れる文化を育みます。

この「多様性」とは、単に”異なる能力やバックグラウンドを持つ人々が一緒に働くこと”を意味するだけでなく、それぞれのニーズや特性に対する理解と尊重を深めることでもあります。 

障害を持つ社員が働きやすい環境を整備する過程で、職場全体の働きやすさも向上します。例えば、物理的なハードルの改善・柔軟な労働時間の導入・コミュニケーションの工夫などは、全ての社員にとっての利点となります。 

また、障害者雇用は、職場内での配慮やサポートの文化を醸成します。社員同士がお互いのニーズを理解し、支え合うことは、チームワークの強化につながりますし、組織全体の生産性の向上にも貢献します。

障害を持つ社員に対して配慮することは、その他の社員に対しても同様の姿勢を促し、職場全体の雰囲気を改善するはずです。

障害者雇用は、単に社会的な責任を果たすためだけでなく、それ以上に、職場環境を改善し全ての社員が自分らしく働けるようにすることで、組織全体が成長し発展させます。

キャリアを考え、現場で実践し、学びを定着させる

コレカラヤでは、現場経験を自身の「学び」として定着させ、キャリアアップを目指すための研修を提供します。

定着支援を行う上で欠かせないのが、当事者自身が様々な現場経験を通して気づき、学び、成長すること。そのためには、現場での支援だけでなくOff-JTによる学習です。しかし、現状では当事者向けのOff-JTによる学びの場はなかなか設けられていない。

当事者が働く上で得られる様々な経験を自身の学びとして蓄積するための教育機会が必要であるため当事者が現場経験を振り返り、教訓として蓄積するための「捉え方」を学び、「キャリア意識」を向上させることで働くことに対して意欲的に取り組む姿勢を養います。

①雇用前実習

プレ実習:就職を目指した本実習に参加ができるか、所内の実習を通じて確認いたします。
本実習:プレジャーサポートや提携先企業からいただく実際の業務を通じて1ヶ月程度の実習を行います。

②キャリアパス研修

キャリアとは何か?という問いを中心に障害者雇用をしている企業が集い、研修会を行います。

③成長促進研修

障害者雇用をされている障害者に向けて、Off-Jtでの研修を合同で行います。

働く当事者・企業の担当者や支援員と一緒に研修を受けていただき、ディスカッションをしながら振り返りをすることで、定着やさらなるステップアップにつなげます。

コレカラヤではこのように、表層的なマッチングではなく、企業、支援者、当事者がともに学び、職場において相互の配慮と理解、そして誰もが働きやすい環境の整備を進めるための研修を提供しています。

研修について詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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