出張授業を実施した学校インタビュー

出張授業レポート 2024年6月30日

今回は西信達中学校の先生に、「ナカザワ建販」さんの出張授業を実施した際のメリットや感じたことについてお話を伺いました。

– 出張授業をするにあたって、学校の中でどのような課題感がありましたか?

中学校の中だけでは、気は知れているけれど慣れ親しみすぎて「なぁなぁ」な関係になっていて、狭い世界の中で「これでいいんだ」と「自己満足」の世界で生きているように感じることがあります。

また、私たちの学校では、防災学習に力を入れています。

そうした状況の中で、今回建築のプロである「ナカザワ建販」さんとの出会いがあり、キャリア教育と防災教育と掛け合わせてできたら面白い展開だなと、思いました。

– 実際に出張授業をしてみて、いかがでしたか?

私たちもとても勉強になりました。企業さんとやり取りをする面では業務量は増えますが、教員から「こうらしいで」と伝えるよりは、プロの方から実際に話を聞けるのがありがたかったです。

今回はPJTメンバーを含めると20名くらいの方々が来てくださいましたが、社員さん方に授業をしてもらい、先生たちは様子を見ていました。普段自分自身が喋ってたら気づかない生徒の様子、いつもとは違った子どもたちの姿が見ることができました。

聞いたこともないことを社員の皆さんが楽しそうに話してくれて、生徒たちの顔が自然と上がっていて、活き活きした姿などが見れました。

-率直に、出張授業の感想は?

「また、やりたいな」と思う授業になりました。学校の大切にしたいこと、ナカザワ建販さんの大事にしているところを擦り合わせて、授業を行いました。

自由さがあり、西信達中学校に合ったプログラムにしてもらうことができました。学校それぞれに教育目標があるので、そこに合わせて、キャリア教育を考えてくだいました。

中学校で大事にしていること、キャリア教育で伝えたいことが掛け算できた感じです。

-生徒たちの変化はありましたか?

「ナカザワ建販あったで!」と街中で企業さんを見たいう話を、数人の生徒から聞きました。印象に残っているんだと思います。

働くことのイメージはガラッと変わったことが多かったです。働くことは「しんどい」「お金稼がなあかん」「大人になったらやること」といったイメージが多かったです。

「働くことで誰かのためになる」「やりがいって大事」という声が出てきました。働くことのイメージはどんより暗い状態から、少し「夢」に、自分でも何かできるかなということになっています。今後の進路選択においても振り返ることができ、ずっと残る内容だと思います。

親や親戚、先生くらいしか働く人のモデルがなかったところから、モデルケースが増えたらイメージが広がると思います。

-最後に、コレカラヤに期待することを教えてください!

学校独自の大事にしていることがあると思います。いろんな学校で、いろんなパターンで出会いを演出していただけたらと思います。

プレジャーサポートさんが調整してくださるので、とても助かりました。今後もまた一緒に授業をつくれたら嬉しいです。

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