4月24日、働きがい創造PROJECTコレカラヤでは、大学生向け就活応援イベントをメタバース上で開催しました!
「とにかく大手企業に入りたい」
「できるだけ休みが多くて、給料が良いところがいい」
そんなふうに、目に見える条件だけで就活を進めてしまっている人も少なくないと思います。
また、就活の早期化が進むなかで、「とりあえず自己分析しておこう」くらいの気持ちで就活を始めた結果、
どこかで妥協して就職先を決めてしまったり、社会人になってからモヤモヤしてしまうこともあるかもしれません。
今回のイベントは、そんな“就活の違和感”に向き合う場として、
「就活を入り口としたキャリア支援」というテーマのもと、開催されました。

本企画のテーマは、就活に対する課題に向き合った「就活を入り口としたキャリア支援」。
当日は大きく分けて以下のプログラムが行われました。
- 就活の全体像の把握
- 自己分析のやり方とその本質的な目的
- ポジティブ転職/ネガティブ転職の違いを考える事例ワーク
- 2ヶ月間のキャリア伴走企画の紹介
私が特に印象的だったのは、「自己分析」のパートです。
「自己分析が大事」とは多くの場面で言われますが、その“なぜ”の深い部分まで考える機会は少ないかもしれません。
このイベントでは、ただ重要性を伝えるだけでなく、自己分析の目的や実際のやり方について言及し、その背景にある考え方も丁寧に共有しました。
事例検討ワーク
Wさん・Rさんという二人の転職事例をもとに、
「どんな選択がよかったのか」「どんなところに違いがあるのか」などを参加者の皆さんと一緒に考えました。
チャットを通じて意見を交わしながら、いろいろな視点からの捉え方に触れることができました。

Wさんに関して、
・自分の軸を持って選択していなかった
・入社した理由があまりない状態で入ってしまった
・コミュニケーションが得意ではなかったのに営業を選んでしまった
・やりたいことが分からないのであれば、幅広い職種や仕事に携わることができる企業に就職する
などの意見が寄せられました。
一方で、Rさんに関しては、
・自分を見つめ直して、将来のプランを考えたうえで新たなことに挑戦しているから。
・目的意識を持ってビジネススキル向上のために転職を選択しているから。
・キャリアを選ぶときに自分の向き不向きや将来について考えている。
・嫌だからというだけの理由ではなく、次に何をするか・何が必要かを踏まえて転職している。
のような意見が寄せられました。
中には「Rさんもネガティブに見える」と感じた方もおり、それぞれの考え方の違いに私自身も勉強になることが多かったです。
この先、2ヶ月の伴走へ
今回のイベントは、ここで終わりではありません。
この日生まれた問いや気づきを、2ヶ月かけて深めていく「キャリア伴走プログラム」へとつながっています。

このプログラムでは、以下の5つの自己分析テーマを扱います。
①過去の経験
②自分の強み
③自分の価値観
④未来設計
⑤就活軸の設定
人事コンサルタントや、就活を終えた先輩がサポートしながら、少しずつ「自分なりの答え」を見つけていくプロセスです。
この2ヵ月のプログラムを通して、
企業に自分があっているか判断する状態から、自分に企業が合っているのか判断する状態への変化を目指します。
例)過去分析を通して、
・人に相談(恋愛や人生)されることが多かった
・ゼミで課題解決提案のプロセスを学び、辛いことも多かったが楽しいと感じていた
→意外に人の悩みに目を向けて、解決することって苦じゃないのかも
→やりたいことは特に見つかっていないけど、課題解決を掲げている企業から探してみよう!
最後に、
「やりたいことがわからない」
「自己分析ってどこまでやればいいの?」
そう感じている人にこそ、ぜひこのプログラムを届けたいと思っています。
5月に向けて
同プログラムを5月23,24日にも開催いたします!
4/24にこれなかった方や今初めて知ったという方に向けて改善したコンテンツとなっておりますので、ご興味があればぜひご参加いただけますと幸いです。