【学生インターンの本音】試行錯誤の中で身につけた「具体化する力」|コレカラヤでインターンをしてみて

コレカラヤPROJECTでは、学生インターンが多く活躍しています。「働きがい創造」を実現するためには、企業や福祉施設・学校…そして学生が協働することが大切です。

とは言え学校生活が中心の中、スターティングしたばかり当プロジェクトに対してどう思っているのか?積極的に参画してくれている学生インターンの本音を聞いてみました!

「はたらくこと」に興味があり、コレカラヤの長期インターンへ参加

-コレカラヤ(プレジャーサポート)のインターンへ応募したきっかけは?

「JAEさん(※1) に数社紹介いただいた会社さんから選んだのですが、コレカラヤに決めた理由は3つあります。
1つ目は、自分自身が大学で産業関係学科で学んでいることから「はたらく」ということに興味を持っていたこと、2つ目はコレカラヤのプロジェクト自体まだ始まったばかりで形がない状態。『一緒に作っていきたい』という話を伺ったこと、3つ目は障害者雇用に関する事業に興味を持ったことです。」

-元々働くことに興味があったことと、コレカラヤのプロジェクト内容が合致したんですね。でも、そもそもなぜ「働くこと」に興味を持っていたのですか?

「実は、家族がすごくブラックな環境で働いていて、精神的にも肉体的にもとても疲弊している姿を見てきたんです。『労働基準監督官』という仕事に憧れを持って、今の産業関係学科を選びました。

最終的に公務員(労働基準監督官)になれなくてもいいのですが、そうしたブラックな労働環境を変えたいと思っています。」

-ご自身の経験から、進む道をもう考えて行動しているんですね。現在2年生、インターンとしては早めのタイミングでの参加ですが、なぜインターンをしようと思われたのでしょう。少しハードルが高いようにも思いますが…

「実は、とにかく心配性な性格で(笑)、入学当初から『2年から長期インターンをやる』と思っていたので、壁を感じることはありませんでした。ただ、周りの人を見ているとインターンへの敷居が高いのかなとは思っていますが、やってみたらなんとかなると思うので、なんでもチャレンジしてほしいとは思います。」

企業へのアポ取り・インタビューを試行錯誤しながら実施

-具体的な業務内容について、教えてください。

「働きがいをつくっている企業と、働きがいある企業で働きたい障害のある方々、学生をマッチングしていくコレカラヤPROJECTの中で、様々な企業にインタビューをして記事を書いたり、メタバース空間での出展企業を開拓していくのが主な業務です。」

-インターンに参加して、率直な感想は?

「やっていくたびに工夫すべき点が見つかっていくので、全ての工程が楽しいです。企業インタビューのときも、最初は自分が聞きたいことだけを用意していたのですが、しっかり資料を用意すること、聞くばかりだけでなく自分の意見を言ってみるなど、円滑にインタビューが進むようになりました。

また、記事を書くときも、ただ単に聞いたことを全部書くのではなくって、大事なことを書くなど工夫できるようになりました。

最初は不安ばかりでしたが、段々とやり方がわかってきて安心感は出てきました。記事に関しては、プレジャーサポートの社員さんが見てくださいます。文章書くのは得意じゃなかったので都度提案をくださり、とても助かりました。」

-これまでで一番困難だったことは?

「最初の1ヶ月が一番大変でした。プロジェクトが始まったばかりで、アポ取りやインタビューの方法の先例がなく、自分で試行錯誤する必要がありました。

初めてのインタビューでは、ZOOMにパッと企業の担当者さんが出てきたのですが、用意していたプラン通りに行かなかった。アイスブレイクのことなどを考えられていなかったので、頭が真っ白になってしまいました。担当者さんが優しい方でなんとか無事に終わりました。」

-逆に一番楽しかったことを教えてください!

「楽しかったことは色々ありますが、インタビューが決まった瞬間ですね!アポどりの難しさは今も感じていて、送ってもなかなか返信がなかったり。そうした状況で、プロジェクトに共感して返信くださった時とても嬉しいです。

インタビューももちろん楽しいですし、活動に対して感動してメールをもらえたことも、嬉しい瞬間です。」

試行錯誤の中で身につけた「具体化する力」と「想像力」

プレジャーサポートの社員さんとの関わりは?

「プレジャーサポートさんは温かみのある方が多い職場だと思っています。聞いたらなんでも教えてくださいます。ただ、代表の町さんや広報の松村さんは、なんでも手を差し伸べてくださるというわけではなくって。

さっきもお話ししたとおり、最初の1ヶ月は大変だったのですが、今から振り返るとそれが正解だったなと思います。程よく放っておいてくれる、自分で考える環境をくれたのは大きいと思います。」

インターンでどんな力が身につきましたか?

「代表の町さんから言われたことですが、現状を踏まえて、具体的なやり方や数字に落とし込む、『具体化する力』はついてきたのかなと思います。あとは、想像力を持って仕事をする力でしょうか。記事を書く仕事でも、次に確認して修正してくださる人がいるなど、前にも後ろにも仕事をする人がいることを学べました。

インタビュー時のアイスブレイクなどもそうですが、企業に行く時に、どういうことが起きるかを想像していくとミスが少なくなりました。プロジェクトの中では、自分から動かないとけない状況で、積極的に動いていく力も身につきました。

コレカラヤのインターン特有かもしれませんが、多くの社会人の方々と話す機会をいただけるので、臆せず話せるようにもなってきました。深い視点で物事を見ていると思うので、そういう方々の考えに触れられて、仕事に対してあんまりイメージがなかったですが、情熱を持っている働いている方がいることもわかりました。働くことへの思い込みを無くせると思います。」

※1 NPO法人JAE(Japan Academy of Entrepreneurship):企業向け社員研修×学校向けキャリア教育プログラム「ドリカムスクール」、大学生向け長期実践型インターンシップ「アントレターン」を通して「自ら問題の解決や新たな価値の創造に挑戦する心」を持つ人材を輩出することを理念に活動している。

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