障害者雇用事例①一ヶ月の実習で「働くイメージ」をつかみ入社へ

コレカラヤPROJECTの一つ「障害者のキャリア設計」を目指すコレデビ(kore de debut)では、当社オフィス内に設置したグロウアップ研修roomで研修を行い、雇用へとつながるようサポートしています。

そもそもなぜ障害者研修をしているのか?

「働く」と聞いて、あなたはすぐに自分が働いているイメージを持つことができますか?

発達障害のある方の中には、イマジネーションの障害特性の課題からくる、「経験したいことのない『働く』をイメージしにくい」方が多いように感じます。

そのため、就労移行支援事業所では職場実習にて働くイメージを持てるよう取り組んでおられますが、一般的な職場実習の機会は1週間から2週間程。この期間ですと、ちょっと無理して頑張れば自分を偽ることができます。

就労移行支援事業所を利用する期間を考えると、職場実習の期間を長く設定するのも長短ありますが、「就労をイメージする」という目的においては、2週間を超えて再チャレンジしてみることは新たな発見につながるのでは…

そこで、コレカラヤPROJECTでは、体験の期間(プレ実習)と、雇用を想定した実習の期間(本実習)にわけて1ヶ月程度の研修を行い、障害者と雇用会社双方にとって意義のある機会を提供しようと考えました。

▲プレジャーサポートオフィス内にある研修施設「グロウアップ」

コレデビ(障害者のキャリア設計)について詳しくはこちら

障害者雇用へとつながった事例紹介

就労移行施設から来られた方にプレ実習や本実習を行っているコレデビですが、実際に雇用へとつながった実例もあります。

今回より、障害者雇用実例を1つずつご紹介いたします!

仕事内容や過ごし方などの「働くイメージ」がつかめ、入社へ

「就労経験はあるが会社によって雰囲気がちがうため、自信がない」という方を就労移行施設様よりご紹介いただき、実習を行いました。

一ヶ月の研修でお互いに見極め

「職場環境が合うかどうかを見極めたい」というニーズだったため、体験実習の期間では難しい業務は避け定型的な比較的容易な業務をお願いすることに。後にご本人曰く「そうすることで、業務以外の部分に目を向けることができた」と言ってくれていました。

・指示の出し方が自分にフィットするか
・必要なタイミングで相談できるか
・休憩のとりやすさや過ごし方は

といったことを重視して研修期間を過ごしたようです。

雇用企業側からも研修期間があることで、採用を見極めやすくなります。雇用を想定して実習を行っているため、業務内容も就職先の仕事内容に付随したもの。スキル面の判断がしやすいことがポイントです。

この研修期間は、双方にとってのマッチングを見極める期間と捉えることができるでしょう。

自信につながった研修期間

本来の業務を研修段階で行い、そのスキルが認められたことで、自信につながったようです。

また、就労移行支援事業所では「通所が安定しなかった」という課題を抱えていらっしゃいましたが指定の期間を休むことなく勤務できたことも大きな自信につながったようです。

障害者雇用企業へ入社決定!

こうして雇用企業と本人、双方良い印象を持って研修終了となり、障害者雇用企業側で人事会議が行われた後、入社が決定いたしました!

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コレカラヤPROJECTでは、入社後も、安定して働きキャリアを築けるようサポートしています。また、雇用以外にも障害者向け研修などを通してキャリア形成を目指しています。

●これら取り組みに関心のある方
●障害者雇用を積極的に行っている企業の方
●マッチングする企業へ送り出したい就労移行施設の方

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