【働きがい創造企業に学生がインタビュー#18】オーケーズデリカ株式会社様の障がい者雇用

こんにちは!Pleasure Support株式会社 学生スタッフの栁瀬です。
今回、「障がい者雇用」と「働きがい」の主に二つのテーマで、オーケーズデリカ株式会社様にインタビューをご協力いただきました。
初めてのインタビューで緊張していたのですが、親切な対応をしていただき、とても価値のある時間を経験させていただきました!

今回インタビューにご協力いただいたのは…

今回、インタビューにご協力していただいたのは、オーケーズデリカ株式会社の管理部管理本部長の川崎様と人事採用担当の諸戸様です。質問には主に、川崎様にお答えいただきました。

オーケーズデリカ株式会社様とは

オーケーズデリカ様は、元々はOK給食という町のお弁当屋さんとして、三重県桑名市で創業の食品製造会社です。現在は産業給食(企業向け配達弁当)、学校給食、介護施設への介護食の調理製造等を行っており、元気の素である『食』を通じて「ALL OK!で笑顔と愛ある共感社会を創る」というビジョンを掲げています。

オーケーズデリカ様の強みや魅力

オーケーズデリカ様の強みは、上層部が意思決定を下すトップダウン(ピラミッド)型とは異なり、上層部が現場の社員の意見を積極的に取り入れるボトムアップ(逆ピラミッド)型の方針で経営していることです。
実際に現場に出て働く社員の方が多い企業だからこそ、従業員一人一人の声に耳を傾け、改善や修正を行っていくことがとても大切だと感じました。

また、部署や役柄にとらわれず、社員同士の仲の良さも魅力の一つになっています。
複数の部署が集まり共同で作業や会議を行うことで所属部署だけでなく、ほかの部署との垣根も低くなり、会社全体での横の広がりが広まっていくきっかけとなっています。

■働きがいについてインタビュー

障がいのある方の働きがい

障がい者の方は、仕事を始めた当初は、「仕事が上手くできるか心配」や「周りの従業員の方とコミュニケーションがうまく取れない」と不安に思い、短い時間しか働くことができなかったようです。
しかし、徐々に業務に慣れ、働く時間がどんどんと伸びていって「やっぱり、自分はやればできるんだ!」という思いが強くなっていくことが、働きがいにつながっているのではないかと考えています。

会社から社員に与える働きがい

指示を待つばかりではなく、そのとき何をどのようにするのかを自分で考え、社員みずからが自発的に仕事を行いやすい環境を提供することが、社員の働きがいの醸成につながるのではないかとオーケーズデリカ様では考え、日々実践しています。
また、意見を出すことに萎縮することなく、社員が思ったことや感じたことをなんでも積極的に言えるような環境づくりを今後も行っていきたいそうです。

■障がい者雇用についてインタビュー

障がい者雇用で働く方の業務内容

・お弁当箱の洗浄前にお弁当箱を分ける作業
・学校給食の配達 等

HPより引用

障がい者の方への取り組み内容

入社後に行うサポート

初めからフルタイム勤務ではなく、短時間勤務から入ることによって、その人が働きやすい環境を自分で選択できるようにしています。
また、部署内で積極的にコミュニケーションを取り、上長との面談を定期的に行うなど、メンタル面でのケアを続けていくことで、会社と仕事に慣れてもらいやすいようにしています。

長く働いてもらうために

働く上での技術的・精神的な面でのサポートやケアはしますが、それ以外の特別な扱いなどは特にしていないとのことでした。
一社員として周りの社員の方と同じように障がい者の方と接することが、当人だけでなく会社全体にとっても良くなっていくのではないかと考えていらっしゃいました。

障がい者雇用を全国に普及していくため思うこと

障がい者雇用については、採用を控える企業も現時点では珍しくないそうです。
オーケーズデリカ様も実際に採用を始める以前は、障がい者雇用について様々な面で尻込みすることもあったとのことです。しかし、いざ始めてみると、確かに問題が発生することもあったが想定していた以上の大きな成果があったと感じたそうです。
川崎様は、「『まずやってみる』の精神で障がい者雇用を進める企業がどんどんと増えていくことで、全国で普及し、ごく当たり前のことになっていくのではないか」とお考えになられていました。

■学生インタビュアーの感想

オーケーズデリカ様の障がい者の方への向き合い方は、学べることが多く、とても良い経験となりました。

特に、「障がい者の方を特別扱いせず、一社員として接するようにしている」といった取り組みは、障がい者ご自身の立場でも一人の社員として平等に接してもらえることは、自信を持って働くことにつながるのではないかと感じました。

この取り組みのように、障がい者の方を障がい者と捉えるのではなく、一社員として接していくことで『特別』といった概念なく会社全体で働きやすくなるのではないかと考えさせられました。

会社概要|オーケーズデリカ株式会社様

本社:三重県桑名市大字蓮花寺字惣作396番5
TEL:0594-21-3234
HP:https://www.oks-delica.jp/

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