アステッキホールディングス株式会社様~ 働きがい創造企業に学生がインタビュー#54

こんにちは!Pleasure Support株式会社学生スタッフの久保と申します。
この度は、アステッキホールディングス株式会社 入社3年目の社員さんに「働きがい」についてインタビューさせていただきました。
この記事を通して皆様に新たな学びや価値観を得るきっかけをお届けできれば幸いです。

アステッキホールディングス株式会社様とは

アステッキホールディングス株式会社は、医療業界の教育分野に取り組んでおられる会社です。

医療の中でも、コメディカルの分野に携わっておられ、医療の難解な専門書を学びやすくするため、
わかりやすく編集された教科書やスキマ時間でも学べるよう工夫された学習アプリなどの提供を
しています。
コメディカル従事者の知識向上や働く意欲の向上に貢献すべく、日々工夫と努力を重ねておられます。

入社されたきっかけ

今回インタビューにお答えいただいた社員さんは、就職活動の時期がコロナ禍と重なり、医療従事者の大変さを目の当たりにしたことがきっかけでした。

直接医療現場に立つわけではないものの、「教材作成」という形で医療を支える仕事に魅力を感じたとおっしゃいます。
また、もともと文章を読むことが好きだったこともあり、「校正・校閲」という仕事を選ばれたそうです。

※校正・校閲とは、文章の誤字脱字や表現の間違い、意味の不明瞭さをチェックし、読みやすく質の高い文章に仕上げる作業のことです。
実際の業務としては、医療従事者向けの教材や問題集の原稿を受け取り、読み手にとって自然で読みやすい文章になるように修正案を加えていきます。

やりがいや達成感について

やりがいと悩み

やりがいについて尋ねると、「校正・校閲の業務を通じて、教材のクオリティ向上に自分の仕事が直接つながること」とお答えいただきました。

入社当初は、校正・校閲の経験がなかったため、文章の修正の判断基準が分からないだけではなく、日本語の自然さや専門用語の正しさを確認する為に毎日調べながら進めていたそうです。

そんな中、完成した教材が世に出た時、自分の手で読みやすい教材が完成したという実感が、達成感につながっていると話してくださいました。

成長を感じた瞬間

校正・校閲をしていく中で、2点挙げていただきました。

1点目は、知識が身についてきたと実感したとき。
医療知識ゼロからのスタートだったものの、専門用語や業界用語に自然と詳しくなり、処理スピードや文章の読み解き力が格段に向上したそうです。

2点目は、人との関わりの中で、主体的に動けたとき。
教材制作では、医療従事者やデザイナー、校正担当など、様々な職種の人が連携しながら進めていきます。互いに声を掛け合いながら足りない部分を補い合うことで、より良いものが完成していくのだと実感したそうです。

大切にしている価値観

好きだと思える仕事をすること」。これは、働くうえで大切にしている考えの一つだとお答えいただきました。

もともと文章を読むことや細かな部分に気づくことも得意だったことから、今の校正や校閲の仕事は自分に合致しており、「まさに適職であり、好きな仕事」と笑顔で語ってくださいました。

また、「仕事とプライベートの切り替え」も大切にしているそうです。

「仕事をするときは集中して取り組み、休む時はしっかりと休む」そのメリハリを意識することで、プライベートの時間をしっかり確保しつつ、業務にもより良い集中力で向き合えているとおっしゃいます。

働く環境について

今回お話を伺った社員さんは、「働きやすさ」を実感しているようです。
実際に、有給休暇も取りやすく、プライベートの時間もしっかりと確保できており、
「オンとオフの切り替えがしやすいことで、かえって仕事に集中できる」とおっしゃっていました。
そのような環境が整っていることも、アステッキホールディングス株式会社の魅力の一つでしょう。

インタビューにお答えいただいた社員さんは、もともと人との関わりに苦手意識があったようなのですが、チームで一つの教材を作る過程で、自然と連携力が身についてきたと話してくださいました。

職場環境が整っているからこそ、自分の苦手とも向き合い、少しずつ乗り越えていけるそうです。

今後の目標

個人として目指す目標

目指しているのは、「頼りにされる存在」になること。
教材制作の現場で校正・校閲の技術を磨きながら、信頼される校閲者として名指しで依頼されるような人材になりたいと語ってくださいました。

そのために大切にしているのが、地道な努力で信頼を積み重ねること。
一つ一つの業務に丁寧に取り組み、コツコツとスキルを磨くことで、「この人なら任せたい」と思ってもらえるような存在になりたいと話していました。

これからの学生に向けたメッセージ

これからの学生に伝えたいことをお聞きしたところ、「ポジティブでいることの大切さ」と教えていただきました。

「周りの人から一緒に働きたいと思ってもらえるような人は、前向きな人だと思うんです。だから、自分もポジティブでいたい」と話してくれました。

仕事は楽しいことだけでなく、うまくいかないことやしんどいと感じることもあります。
そうした中で、「自分のやっていることは、人に迷惑かけているだけかもしれない」とネガティブに考えてしまうと身が持たない、と。

そうならないためには、「役に立っている」「周りから頼られている」など、少しずつでもポジティブに捉えることが大切だと語ってくださいました。

インタビューの感想

今回のインタビューを通して、働きやすさとは、単に負担が少ないことではなく、自分の課題に向き合いながら、成長するチャンスを与えてくれる環境なのだと実感しました。

例えば、オンとオフの切り替えがはっきりしている職場では、仕事への集中力を高め、前向きな気持ちで日々の業務に取り組む原動力になります。また、人との関わりが苦手だった方が、環境のおかげで自然と連携力が身に付いたと語っており、「環境が人を変える」というリアルな変化を目の当たりにしました。

単に制度があるだけでなく、それが活かされる風土が整っているからこそ、自分の課題と向き合い、少しずつ乗り越えていける。その積み重ねがやりがいや自信に繋がっていることを改めて認識しました。

私自身も、どんな環境で働きたいかを考えるとき、「心地よさ」だけでなく、「成長の機会を得られるか」という視点も意識していきたいと考えています。

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