平安伸銅工業株式会社様の働きがい創造|働きがい創造企業に学生がインタビュー#25

こんにちは!Pleasure Support株式会社 学生スタッフの赤星と申します。
この度は、平安伸銅工業株式会社 カルチャーグループ 島田真衣様に「働きがい」と「理想の環境」についてインタビューをしてきました。
この記事を通して、皆さまが新たな気づきや価値観を得ることができれば幸いです。

平安伸銅工業株式会社様とは?

平安伸銅工業株式会社は、創業以来、日常使いやインテリアとしての突っ張り棒「ラブリコ、ドローアライン、タテッコ」などの幅広い日用品を提供し、アイデアと技術で「私らしい暮らし」を世界へ届けている企業です。

tatecco(HPより引用)

その中で、フレックス勤務やパラレルキャリア(副業)応援など、一人ひとりの才能を最大限に活かす取り組みを行っています。

インタビューに協力していただいた島田 真衣様

2022年9月に平安伸銅工業株式会社へ入社した島田様は、現在、広報およびコーポレートブランディングを担当しています。広報業務では取材対応やプレスリリース配信などの一般的な広報業務を行い、コーポレートブランディングでは、ビジョンである「私らしい暮らし」・ミッションである「暮らすがえ」という世界観の浸透を目指し、社内イベントの企画やオウンドメディアの運営を手掛けています。

前職は全く違う業界で働いていた島田様。組織としてある程度決められた枠組みの中で仕事をすることから、「自分で仕事を見つける」ことが求められる自由度の高い環境にシフトしたことは大きな変化で、難しさを感じることがありながらも楽しさを感じているそうです。

働く中でのやりがい

「私たちが掲げるビジョンやミッションが誰かに伝わり、実際にその人の暮らしが「私らしく」なっていることを感じられた時が、何よりのやりがいです」と島田様は語ります。
例えば、製品のおかげで家事動線がスムーズになり、好きなものを飾って幸せな日々を送れていることを直に触れることができたとき。その時に、自分たちの仕事が誰かの生活を幸せにしているんだと実感することができると言います。
実際にユーザーヒアリングや取材活動を通じて、こうした価値に触れることがあるそうですが、そういった出来事が島田様にとってのやりがいの源泉となっています。

大変なこと・難しいこと

一方で、「ビジョンやミッションを届けていくために、どのようなことを企画し進めていけばよいか、イチから考えること」が難しさであり、やりがいでもあると話します。
「私らしい暮らしを広めることは非常に抽象的であるため、具体的にどのような形で広めていくかを模索中で、最近その解像度が高まってきています」と言います。

これらの概念をいかに具体的な体験に落とし込み、多くの人に共感してもらうにはどうすればよいのか、試行錯誤を重ねています。
その様々な事例に出会う過程で、自分のやりたいことは何かを内省し、会社の向かう方向と重ね合わせながら、一つひとつ積み重ねていくことに気を付けているそうです。

働くうえで大切にしている価値観

平安伸銅工業株式会社は社員の約8割が中途採用で、多様な経歴を持つ人々が集まり、それぞれの視点や意見を尊重し合う環境が整っています。
その中で、島田様は私らしく働けることを大切にされています。この私らしさとは、

「余白があること・自分の好きなものを好きと言える状態」

時間や精神的に追い詰められていると、より一層しんどくなっていきます。
そういったことから解放され、余白の中で好きなことができている状態が、島田様にとっての良い環境です。

同社では、月平均残業時間が10時間以下であるため、しんどいことがあったとしてもやりがいや働きやすさを感じる環境になっていると言います。

私らしく働くために

私らしく働く環境になるための雰囲気として、いくつか特徴があります。

1.ボトムアップの環境

一つの例として、服装規定の見直しがあります。今までは企業イメージを崩す可能性があるため、金髪やサンダルなどが禁止でしたが、新卒社員の方がそこに疑問を持ちました。
それをきっかけに「金髪やカジュアルな服装を禁止することが、果たして誰かを不快にするのか」という議論が起こり、規定が変更されたそうです。
こうしたボトムアップの文化が、社員の自主性を尊重する同社の特徴を醸成しています。

2.他者を尊重する文化

平安伸銅工業株式会社は、D&Iのために企業環境を良くしようとしているわけではありません。「私らしい暮らし」を提供している企業として、私らしさを追求しようとした結果として多様性を否定せず、尊重される文化が醸成されました。
例えば、社員の方の子どもが体調不良で早退する場合にも、「いってらっしゃい!」と送り出す温かい雰囲気があるそうです。

3.社内スペース

社内に、社員の方々自らでDIYをして創り上げた非常にお洒落なスペースがありました!
このスペースを活用して会議や作業を行っています。

このように多様な背景を持つ社員が安心して・自分らしく働ける環境が根付いています。

未来への展望

近年、平安伸銅工業株式会社は、防災支援や地域貢献活動にも力を入れています。
震災の際には現地での収納製品提供を検討するなど、災害復興支援に向けた活動を展開しています。「売上だけでなく、地域や社会にどう還元するかを考えるフェーズに来ています」と島田様は話します。

また、平安伸銅工業株式会社は年間売上50億円を目標に掲げ、さらなる成長を目指しています。
(島田様)「短期的な売上向上だけでなく、基盤を大切にしながらも地域に愛されていることが必要だと考えています。そして、うちで働きたいや関わっていきたいと思ってもらえる人をどれだけ増やしていけるのかが重要になると思っているので、全力で取り組んでいきます」と語ってくださいました。

インタビューをした感想

インタビュー後に、自らに適した環境ってどんな環境だろうと「私らしく働ける環境」を考えてみましたが、まだ働いていないので、ピンと来ず・・・

しかし、今後の人生の大部分を占める仕事に向き合ったとき、自分の力が最大限発揮できる環境に身を置き、働きがいを追求していくことは大切であると実感しました。
そのため、私の人生で活き活きと活動できていたことはどういったものか振り返るとともに、今後自分はどのような環境に身を置くのか、今一度自身のビジョンと照らし合わせて考えてみようと思えたインタビューでした。

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