こんにちは!Pleasure Support株式会社 学生スタッフの齋藤と申します。
この度は、株式会社ゼネラルパートナーズ 杉山様に「働きがい」についてインタビューをさせていただきました。
この記事を通して、自分にとって働くとはどういうことなのか、どう働きたいのか、改めて考えていただけると幸いです。
株式会社ゼネラルパートナーズ様について
障害のある方々の就職・転職支援を主軸に、就労移行支援事業および就労継続支援A型事業所の運営を行っております。
加えて、転職エージェント機能や求人情報の提供といったサービスも展開しており、一人ひとりの状況や希望に寄り添った総合的なキャリア支援を実現している企業様です。
こうした多様な選択肢と専門的なサポートを通じて、障害のある方々の自立と社会参加を力強く後押ししています。

杉山様は上記の中でも、就労移行支援とそのシニアマネージャーを兼務しておられます。
支援された人たちの働き方について
就労移行支援を経て仕事に就いた人たちにとって「仕事とはどういうものであってほしいのか」という問いに対して、 「1人1人の価値観に合った働き方ができること」と話されました。
人によって大切にしたいものは異なり、やりがいや成果を求める人もいれば、私生活とのバランスを重視したい人もいます。たくさん働きたい人もいれば、無理なく長く働きたい人もいる。
また、どうしても働きたくないなら働かずに済む方法を考える。
どれが正解ということはなく、本人が何を求め、どんな価値観を大切にしているかによって、働き方の“正解”は異なります。
しかし、自分が何を大切にしたいのか分からず、先が見えなくなっている人も少なくなくありません。
「どう働きたいか」という問いに、すぐに答えを出せる人ばかりではないのです。
「だからこそ、その人が本当に求めていることを一緒に考え、寄り添いながら引き出していく支援が必要になります」と話されました。
大切にしていること
伝えたいこと
働くって、楽しいことだと伝えること——これが、杉山様が大切にしている思いです。
先ほどお伝えした、人それぞれに合った働き方があって、価値観に沿った働き方こそがベストである
という考えを持ちながらも、それでも「働くことは楽しい」と感じてほしいという強い思いがあります。
もちろん、すべてが順調なわけではなく、悩んだり、立ち止まったり、時には挫折を感じることもあります。
けれど、それでも「仕事は楽しくておもしろい」「やっていてよかった」と思える瞬間がきっとあります。
そんな働くことの前向きな側面を、支援を通じて伝えていきたいと話されました。
意識していること
その楽しさを届けるために意識していることが 「正直でいること」です。
嫌な時は“嫌”、傷ついたときには“傷ついた”と伝えます。もちろん言い方やその内容は工夫します。
しかし、ごまかしたり嘘をついたりすると本当の楽しさは伝わりませんし、信頼関係も築けません。
だからこそ、対等な関係ということを意識します。まず自分のことを話し、相手を知ろうとする姿勢から信頼が生まれると考えています。
「傷つくことを聞くかもしれない、でも言いたくないことは言わなくていい」
そうしたことをしっかりと伝えることで、安心して関われる関係を築くことができるのです。
やりがいについて
「思い出してもらえる存在であること」それこそが、杉山様にとってのやりがいだと語られました。
支援の現場で訓練を経て、企業で働き始めた人がそこで結婚するなど、幸せそうに生活しているといった話を耳にすることもあります。
一方で、「今ちょっとしんどくて…」など、悩みを打ち明けられることもあります。
杉山様にとって、そうした”楽しさ”も”つらさ”も含んだ”人生”を共有してもらうことこそが、何よりも嬉しいと話します。
「この場所をただの通過点じゃなく、ふと思い出してもらえる場所にできたら嬉しいですね」
そう語った杉山様の姿には、1人1人の人生に寄り添い共に歩んできた、深い思いやりが感じられました。
インタビューの感想
杉山様とのインタビューを通じて気づいたことがあります。
それは、杉山様がご自身の価値や役割をしっかりと理解されているということです。
そのうえで、相手に寄り添い、丁寧に向き合いながら、本質を理解しようとする姿勢がある。
だからこそ、相手との間により良い信頼関係が築かれるのだと感じました。
インターンでの自分の価値や役割とは何かを改めて見つめ直すきっかけとなる、印象的なインタビューでした。
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